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Overview — 概要

日時:2026年10月9日(金)10:00–20:00
会場:岡崎コンファレンスセンター 小会議室 (2F)
概要:
近年、原子数と組成が明確に定まり、原子に類似した離散的な電子状態を持つクラスター「超原子」の精密合成が進展し、それらを連結・集積した「超原子マテリアル」の創製が、物質化学の新たな潮流として注目されています。一方、その機能を自在に設計し、応用へと展開するためには、孤立した超原子から集積体に至る各階層の構造、電子状態、ダイナミクスを統合的に理解することが不可欠です。そのためには、合成、物性・機能評価、先端計測、理論計算に携わる研究者が共通の課題を共有し、分野の枠を越えて議論することが不可欠です。
本研究会では、学術変革領域研究(A)「超原子マテリアル」の研究者を中心に、気相孤立クラスター研究を世界的に牽引するManfred Kappes教授(カールスルーエ工科大学)を基調講演者としてお招き、分野の最前線、今後の展望について議論します。特に、「超原子でなければ実現できない機能とは何か」という根源的な問いを実験・理論双方の研究者が共有し、多角的に議論します。加えて、異なる専門分野の研究者が共通の基盤に立って議論できるよう、「超原子マテリアル」の分野を俯瞰するチュートリアル講演を設けます。これにより、学生・若手研究者が本分野の最前線を学び、分野横断的な議論に主体的に参加する機会を創出します。
物質創成、先端計測、理論化学の研究基盤が結集する分子科学研究所において分野横断的な議論を深めることで、新たな研究コミュニティの形成を促進するとともに、今後の共同研究および国際連携を加速する契機とします。

Invited Speakers — 招待講演者

午前: チュートリアル講演者

佃 達哉東京大学
武次 徹也北海道大学
根岸 雄一東北大学

午後: 基調講演、招待講演者

Manfred M. KappesKarlsruhe Institute of Technology
江原 正博分子科学研究所
今岡 享稔東京科学大学
中嶋 琢也大阪公立大学
松井 文彦分子科学研究所