演 題 :「日本の人材育成を考える」
主 催 :日本学術会議化学委員会
大学共同利用機関法人自然科学研究機構分子科学研究所
公益社団法人日本化学会戦略企画委員会
日 時 :2022年6月7日(火)13:00より17:00まで
場 所 :岡崎コンファレンスセンター(愛知県岡崎市)(ハイブリッド開催)
(新型コロナ感染症の状況により、開催形態が変更となる可能性もあります)
概 要 :
本会議では、化学分野における様々な重要課題の一つとして、博士人材について取り上げる。日本の科学技術の低下を防ぐためにも優秀な博士人材の確保は喫緊の課題である。しかし、今まで経済的な支援を含む様々な施策がなされてきたにも関わらず、博士課程の進学率は上がっていない。博士人材の層を厚くするためには何が必要なのか。また、様々な教育プログラムに企業も参加してきたが、企業が求める博士人材と噛み合っているか。今までの博士課程学生支援を総括するとともに、欧米との博士人材育成の違い、社会に貢献できる博士人材の育成、そして日本特有の就職システムなど、どこに問題があるのかを議論する。
プログラム | ||
13:00- | 挨拶 渡辺芳人(日本学術会議連携会員、分子科学研究所所長) | |
13:15- | 趣旨説明 茶谷直人(日本学術会議第三部会員、大阪大学名誉教授) | |
13:25- | 講演「過去20年の博士支援の総括」 松尾泰樹(内閣府科学技術・イノベーション推進事務局長) |
|
14:10- | 講演「私が体感した日本と欧州の博士人材育成の違い」 豊田良順(東北大学大学院理学研究科助教) |
|
14:50- | 休憩 | |
14:55- | 講演「VUCAの時代の企業における博士人財の役割と期待」 高柳 大(味の素株式会社) |
|
15:30- | 講演「日本の悪しき就職活動を変えなければ博士人材育成の改革はできない」 菅 裕明(日本学術会議第三部会員、東京大学大学院理学系研究科教授) |
|
16:10- | 総合討論 (司会)玉田 薫(日本学術会議第三部会員、九州大学先導物質化学研究所教授) (討論参加者)上記講演者、関根千津(日本学術会議第三部会員、株式会社住化技術情報センター代表取締役社長) |
|
17:00 | 閉会 |
申込方法:
参加を希望される方は下記URLにて必要事項をご記入ください。
[申込先URL] https://registration.ims.ac.jp/shohei2022/registration
締め切り:
現地参加:2022年6月2日(木)
オンライン参加:2022年6月2日(木)
問合せ先:
岡本裕巳(日本学術会議第三部会員、分子科学研究所教授)
aho_at_ims.ac.jp (_at_は@にして下さい)