日時:2024年3月4-5日
場所:岡崎コンファレンスセンター(https://www.orion.ac.jp/occ/access/image/map.pdf)
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シンポジウムは多数の参加者と共に、盛会となりました。参加登録者は全体で98名、うち14名は海外からの参加者となりました。ポスター件数も52件あり、活発な議論が行われました。学生賞(Outstanding Poster Award)は長谷川礼佳さん(東京理科大学)と鎌田一輝さん(大阪公立大学)が受賞しました。
概要
本合同カンファレンスは,最先端の物質・材料分析を議論して豊饒な学際領域を切り拓くことを目的として,3団体(SPring-8ユーザー協同体顕微ナノ材料科学研究会および日本表面真空学会放射光表面科学研究部会・プローブ顕微鏡研究部会)が合同で開催しています。電子・構造物性物理から触媒・表面化学、生物物理まで,幅広い題材を取り上げ,3団体が強みとしている放射光利用研究やプローブ顕微鏡研究を専門とする研究者や学生の間で交流を深めることで新しい研究機軸を打ち出せる機会創出の場を提供します。
例年は国内会議として行われていましたが、今年度は海外からも分野の最前線で活躍されている研究者を招待し、国際会議として開催します。放射光、光電子分光、走査プローブ顕微鏡の様々な先端計測技術による物質科学の現状に触れていただけると幸いです。
招待講演者
Name | Affiliation | Presentation title |
Martin Wolf | Fritz Haber Institute (Germany) | Ultrafast light-matter interaction probed in momentum and real space |
Kyoung-Duck Park | POSTECH (Korea) | Tip-induced control of strong quantum light-matter interactions at the nanoscale. |
Chi Chen | Research Center for Applied Sciences, Academia Sinica (Taiwan) | Near-field Spectroscopic Imaging of Mesoscopic Photophysics: 2D Semiconductors and Lipid Bilayers |
Chun-Liang Lin | National Yang Ming Chiao Tung Univ. (Taiwan) | Tomography Scan of Charge Density Wave in Layered NbSe2 |
Valeria Sheina | Center for Quantum Nanoscience (Korea) | Atom by atom Electron spin resonance: coherence of Ti spins on ultra-thin MgO layers |
Noriyuki Kodera | Kanazawa Univ. | Video observation of biomolecules using high-speed AFM |
Satoshi Kera | Institute for Molecular Science | Many body effects define the material property of molecular solids |
Masaki Hada | Tukuba Univ. | Atomic or molecular motions in solids observed by ultrafast time-resolved electron diffraction |
Masahiro Shibuta | Osaka Metropolitan Univ. | Ultrafast spatial and temporal evolutions of photoexcited electrons at functional organic surfaces and interfaces |
Masanori Sakamoto | Kyoto Univ. | Chemical energy conversion process using infrared light |
Miyabi Imai-Imada | RIKEN | STM study of Photoelectric energy conversion in a single molecule |
Yasuo Seto | RIKEN | Development of latent fingerprint detection by synchrotron soft X-ray microimaging |
Masato Kotsugi | Tokyo University of Science | Feature extended Landau free energy model: extracting hidden information from magnetic domain image |
Kiyohiro Adachi | RIKEN | Multi-scale structure analysis of white smoker chimney collected from the Mariana Trench using multiple synchrotron radiation techniques |
Yasumitsu Miyata | Tokyo Metropolitan University | In-plane heterostructures based on 2D materials |
一般講演・ポスター講演
分野を問わず一般講演およびポスター講演を広く募集します。計測だけでなく、物質・材料科学の分野からの方々からの応募も歓迎しています。まだ先端計測の応用が進んでいない物質・材料の分野との融合による、新しい学際領域の芽となることを期待しています。
一般講演の枠が限られていますので、ご希望に添えず、ポスターでの発表をお願いする可能性があります。ご理解いただけますと幸いです。ポスターには学生への優秀講演賞を設けますので,奮ってご応募ください。
一般講演は英語での発表をお願いします。ポスター講演は日本語でも可能ですが、ポスターは英語での作成をお願いします。
一般講演:2024/1/19締切
ポスター講演:2024/2/9締切
意見交換交流会
日時 :2024年3月4日(月)19:30~21:00
参加費:6,000円(一般)、2,000円(学生)
会場 :岡崎コンフェレンスセンター中会議場
申込期限:2024年2月18日(日)(延長しました)
*立食スタイルビュッフェ、フリードリンクをご準備致します。
*準備の都合上、事前申し込み制とさせていただきます。参加ご希望の方は必ず本登録サイトにて申し込みをお願い致します。
*申し込みされた方に後日メールにて確定参加費をご連絡致します。当日受付時に現金にてお支払い下さい。
*やむを得ず参加をキャンセルされる場合は、2024年2月20日までにご連絡下さい。
運営委員会
幹事
熊谷 崇(分子研)
SPRUC顕微ナノ材料科学研究会
吹留博一(東北大),大河内拓雄(JASRI/SPring-8),山口明啓(兵庫県大)
放射光表面科学研究部会
吉信淳(東大物性研),小澤健一(高エネ研),豊島遼(慶大)
プローブ顕微鏡研究部会
長谷川幸雄(東大物性研),大西洋(神戸大)
共催
分子科学研究所
日本真空表面学会中部支部
問い合わせ:kuma_at_ims.ac.jp(_at_を@に置き換えてください)
■宿泊について
*近郊ホテルのご案内は、下記にございます。ホテル宿泊は、ご自身で予約お願い致します。
近郊ホテルURL https://www.ims.ac.jp/guide/joint-research/lodging.html
*受付終了 共同利用研究者宿泊施設(三島ロッジA・I・N室のみ)1泊2600円をご利用いただけます。希望される方は参加登録のロッジ希望にお申込みください。 (部屋数に限りがあるため先着順。宿泊が必要な学生の方を優先としますのでご了承下さい。3/4チェックイン3/5チェックアウトの1泊2日です。)
*宿泊施設をおとりした方には申込から1週間以内にメールにて連絡いたします。ロッジURL http://www.occ.orion.ac.jp/lodge/
*このページ内の著作権はすべて分子科学研究所に属します。
無断転載等は一切お断りいたします。